こんにちは!NBAレギュラーシーズンも終盤戦になってきました!
今回はニコラ・ヨキッチ(Nikola Jokić)です。
既に2年連続レギュラーシーズンMVPを獲得しています。
ニコラヨキッチって何が凄いの?
動きが遅そうなのになんでMVPなの?
こんなヨキッチへの疑問に対してお答えしながら紹介していきます。
NBA観戦歴が浅い人や、あまり知らない人にとっては名前は聞くけどヨキッチに対してこういった疑問が出てくると思います。
このような方におすすめ
- ニコラヨキッチの何が凄いのか知りたい
- 2シーズン連続でMVPを獲得したのにWikipediaが更新されていないのがなぜか知りたい
- どうしてMVPを取れたのか知りたい
- 愛称がJokerなのが何でか知りたい
ニコラヨキッチの凄さを理由付きで解説しますので、是非最後まで読んでみてください。
20年以上NBAを観ている僕の考えも入れながら説明していきます。
最後まで読むと、二コラヨキッチの凄さを人に話したりすることができるほど理解できるので、ヨキッチやNBAをより楽しめるようになると思います。
Nikola Jokić
基本情報
出身地:ユーゴスラビア連邦共和国(国籍はセルビア)
生年月日:1995年2月19日(28歳)
身長/体重:211cm/129kg
NBA所属チーム:デンバー・ナゲッツ
ドラフト年:2014年 2巡目41位でデンバー・ナゲッツから指名される
背番号:15
ポジション:センター
主な獲得タイトル・成績
レギュラーシーズンMVP:2回
ファイナルMVP:1回
オールNBAファーストチーム選出:3回
※ポジション別にNBAから最高の5人を選ぶ
NBAオールルーキー・ファーストチーム
※ポジション別にNBAから最高のルーキー5人を選ぶ
これまでのキャリア
ニコラヨキッチの凄さを知るためにも、2023年現在に至るまでのキャリアを簡単に振り返りましょう。
チーム遍歴
2015~ デンバー・ナゲッツ
ドラフトが2巡目41位と決して評価は高くなかったヨキッチ。
しかし、ルーキー時代から安定して試合に出場し、オールルーキファーストチームに選出。
2シーズン目にはトリプルダブルを達成するなどオールラウンドさの片鱗をみせます。
3シーズン目には14分33秒での史上最速でのトリプルダブルを達成。
4シーズン目となる2018-2019シーズンには、FG100%でトリプルダブルを達成。
平均得点が20点を超え、名実ともにナゲッツの中心選手となりプレーオフに進出。
カンファレンスセミファイナルで敗退したが、充実した1年となった。
5シーズン目には30得点20リバウンド10アシスト以上を記録する試合をするなどオールラウンドさに拍車がかかり、カンファレンスファイナルにまで出場したが、NBAファイナル進出とはならならかった。
6シーズン目となる2020‐2021シーズンには、26.4得点、10.8リバウンド、8.3アシストを記録して、初のレギュラーシーズンMVPを獲得。
ドラフト2巡目で指名された選手として初めての受賞となりました。
2021‐2022シーズンも、27.1得点、13.8リバウンド、7.9アシストを記録し、2シーズン連続のレギュラーシーズンMVPを獲得しています。
迎えた2022‐2023シーズン、シーズンMVPこそジョエル・エンビードに取られてしまいますが、24.5得点、11.8リバウンド、9.8アシストとほぼシーズン平均トリプルダブルのスタッツを叩き出し、ウエスト1位でプレーオフに進出。
順調にプレーオフを勝ち進み、NBAファイナルに到達。
相手はイースト8位ながらアップセットを繰り返してファイナルにまで上り詰めたヒートでした。
しかし、チーム力を活かして4勝1敗でファイナルを制覇し、球団創設以来の初優勝となりました。
もちろん、ファイナルMVPを獲得しています。
ニコラ・ヨキッチの凄いところ
ニコラヨキッチの凄さを一言であらわすと、センターとは思えないオールラウンドさでしょう。
ここでは、プレースタイルを中心に次の3つの観点でヨキッチの凄さを具体的に解説します。
- 身体能力
- オールラウンドな能力
- 2シーズン連続MVP
はっきり言ってヨキッチの身体能力はNBAの中では低いです。
クイックネスは皆無ですし、ジャンプ力もないです。
身長、パワーといった点はセンターなのでもちろんありますが、飛びぬけた能力ではないです。
ただし、ヨキッチには他の選手にない器用さがあります。
視野の広さ、パスセンス、ハンドリング、ポストプレー、スリーポイントまで打てるシュート力と多才な能力を持っています。
特にセンターとしてアシスト数が多いのが特徴です。
近年スリーポイントを打てるビッグマンは増えましたが、アシストはまた話が別です。
特にヨキッチは、センターとしてポストプレーからアウトサイドにパスとしてシュートを打たせるのではなく、インサイドに対してアシストします。
2022-2023シーズンは、スタッツがシーズン平均トリプルダブル(得点、リバウンド、アシスト等の3部門で2桁以上の成績を残すこと)を達成しそうな成績です。
トリプルダブルといえば、歴代1位のラッセル・ウェストブルックやレブロン・ジェームズが有名ですが、ヨキッチも歴代TOP10に入っています。
愛称がJokerなのも、Jokicという綴りと何でもできる切り札という意味合いからもきていると言われている。
複数回のMVPを受賞したセンターは、ジャバー、ビル・ラッセル、チェンバレン、モーゼス・マローンと言ったレジェンド選手しかいません。
2シーズン連続MVPは相当凄いことなのですが、Wikipediaで2021-2022シーズンの話が全く更新されていないのが衝撃でした。
ヤニス・アデトクンボ、ジョエル・エンビードといった選手を抑えての受賞なので、その凄さが伝わりますよね。
動き、シュートフォーム等はあまりカッコよくなく、玄人好みのプレースタイルだからですかね。
ヨキッチのバッシュ
ヨキッチはナイキと契約して「ナイキ エア ズーム GT ジャンプ」を履いています。
ヨキッチのオールラウンドなプレーを支えているバッシュです。
まとめ
ニコラ・ヨキッチの凄さを分かっていただけましたでしょうか?
少しでもヨキッチの凄さ、NBAの面白さを伝えられたら幸いです。
3シーズン連続のシーズンMVPも有力な状態です。
是非、実際の試合も観てみてヨキッチのプレーやNBAを楽しんでください!
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