まず、一目でわかるようにこれからは読んだ本を勝手ながら評価していきたいと思います。
評価:5/5(☆☆☆☆☆)
お金を増やす概念が漫画でわかりやすく説明されている
また幸せとは何かといった問いがある
お金に関する現代に出版されている書籍の原点となるもので、お金の貯め方、お金の増やし方、幸せとは何か、といった内容が語られている書籍だった。
それでは中身を見ていきましょう。
収入の十分の一を貯金せよ
欲望に優先順位をつけよ
貯えた金に働かせよ
危険や天敵から金を堅守せよ
より良きところに住め
今日から未来の生活に備えよ
自分こそを最大の資本にせよ
これは、本書の中で「黄金に愛される7つの武器」として知恵として述べられているもの。
では一つずつ見ていきましょう、、、っとその前に、
お金持ちとは何か?
それをまずは考えてから「黄金に愛される7つの武器」を読むと何のためにこの武器を持つ必要があるか腹落ちしやすくなると思います!是非、お金持ちとは何か?を自分の中でイメージしてから読んでみてください!
それでは、あらためて一つずつ見ていきましょう。
収入の十分の一を貯金せよ
収入の十分の一を貯金することでお金持ちになる第一歩を踏み出せる。
シンプルな事だけと真理を突いたこと。
まず手元に何もないと、この後にでてくる貯めた金に働かせよを実践することもできない。一番基本となること。
分かってはいることですが、中々難しいことですよね!
欲望に優先順位をつけよ
一番やりたいことのためにお金を使えるようにするための考え方。
人間の欲望には際限がないので、収入の十分の九しか使わないと決めれば、自分に本当に必要なものが何かを考えて使うようになるということ。
お金は使おうと思えばあるだけ使えてしまうので、この考え方は重要ですね!
貯えた金に働かせよ
定期的にお金が入ってくる仕組みを作るということ。
ただし、言葉の通り労働で定期的にお金が入ってきてもダメ。
これまでにお金に関する本のどれにも書いてあったことだけど、一般的なサラリーマンの労働収入には限界があるので、自分が寝ていても収入が入るように、お金働かせる必要があるということですね!
これは、お金持ちとは何か?という問いの答えでもあるが、それは後述。
危険や天敵から金を堅守せよ
大きく儲けようとして、怪しい儲け話にのらないこと。
上手い儲け話を聞かされて自分に知識が無い商売に手を出すことで、貯えたお金を失うことになる。
だから、自分の感覚に頼らず、その道のプロに相談することが必要になる。
上手い話には裏があると考えておかないといけませんね。
より良きところに住め
住居は幸せな生活と密接に関わっているということ。
家はただ住むだけのものではなく、幸せな生活と密接に関わっているので、お金を増やすモチベーションになる。
つまり住居への支払いは心を豊かにする投資になるということ。
最近書かれている本では、割と持ち家と賃貸の比較では賃貸を勧める本が多い。
最近のリベ大の「お金の大学」でも、リセールバリューや持ち家のリスクをあげて賃貸押しで、ライフステージに合わせて柔軟に変化できることも利点としてあげて勧められているが、ここは考え方によると思います。
「お金の大学」は合理的に本当の自由を手に入れることをあげているので、そこをどう考えるかは、一人一人のライフスタイルや重視するものに合わせてモチベーションに繋がればいいと思います!
今日から未来の生活に備えよ
人はみな必ず死ぬ。将来の不安に対する備え。
毎月少しずつでもお金を積み立てていけば、歳を取って動かなくなってもそれを使って生活できるということ。
人はみな必ず死ぬ、という観点で僕は自分の葬式代を毎月貯めています。
自分の子供にそれを出させたくないからという理由で。
今日が実行できる一番早い日!
自分こそを最大の資本にせよ
勝利の女神は行動した人間にこそ微笑む。
動くことと動かないことがお金持ちとそうではないものを分ける壁であるということ。
お金持ちになりたければ、お金持ちが実践していることを聞き、自分も実践する。
正しい知識をつけて、それを行動に移すことが大事ですね!
ここまでが、「黄金に愛される7つの武器」です。
本書の中では、これを更に昇華させた、
「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則
も本書では書かれていますが、是非これは本を読んで納得のいくものにしてもらいたいです。
ところで、 お金持ちとは何か? を皆さんはどう考えましたでしょうか?
そこに、「幸せ」の答えが隠されているような気がします。
一般的には、資産一億円以上を保有している人をお金持ちと言いますが、この本での考え方は違います。
お金の増やし方を知っている人をお金持ちと呼んでいます。
例えば、お金の増やし方を知らない人に一万円をあげても、数日すると使い切ってしまうでしょう。
逆にお金の増やし方を知っている人は、その一万円を使ってお金を増やして、お金を使いながらもお金が無くならないようにするでしょう。
要は資産をいくらもっていても、お金を増やせなければいつか無くなってしまうので、お金持ちとは言えないということです。
そして、お金はあくまでおまけであるということ。
何も食べられないほどお金がなければ不幸ですが、お金があればあるほど幸せになれるのではなく、人との繋がりがなければ幸せを実感できないのです。
年収八百万が幸福度のピークでそれ以上年収が上がっても幸福度は変わらないというデータがありますが、世の中には働かなくてもすでに一生生きていける人はたくさんいます。
それなのに、そういった人達も働き続けています。
なぜだと思いますか?
その人達には仕事で達成すべき目的があり、お客さんや世の中から感謝されることが喜びとなっているからだと思います。
まずは家族や身近な人、クライアントに喜んでもらうことを目的にして働いてみることが、人々との繋がりを得ることになるのだと思います。
あくまでお金は人々の思いに対する対価であり、感謝の対価としてお金を得ることが幸せを感じることになるのだと思います。
本書は簡単に読めるので、是非皆さんも読んでみてください!
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