こんにちは!実はスラムダンクを真剣に読んだのはバスケを始めてからのShoHaru(@Kobeshima8)です。
スラムダンク勝利学
著者:辻秀一
ほぼジャケ買い(中身を見ずに表紙で買う事)をしたこの本。
バスケットボール漫画の傑作である井上雄彦著のスラムダンク。
このスラムダンクを題材にした勝利学です。
表紙を開けるのにワクワクしながら読み始めました。
この記事を読むと著書の内容が分かるように名言を基に要約しながら説明していきます。
スラムダンクに絡んだ名言を選りすぐりで選んでいます!
『スラムダンク勝利学』の名言が知りたい人は是非読み進めてみてください。
読書感想文にもおすすめの一冊です。
是非この記事を最後まで読んで名言に触れて『スラムダンク勝利学』を読むきっかけにしてもらえたら嬉しいです。
👇この記事で書いてある内容
評価
この本を読んで得られること
この本を読むのにおすすめな人
この本を読むのにおすすめしない人
名言から感じた感想とあらすじ
まとめ
評価
5/5(☆☆☆☆☆)
スラムダンクで描かれている内容をもとに、「勝利するための考え方」、「学ぶべき考え方」を紹介している『スラムダンク勝利学』です。
スポーツで勝利するための考え方を紹介していますが、それはそのまま人生で必要な考え方でもあります。
そのため、本書は人生の哲学書と言って過言ではありません。
僕はたくさんの気付きを得ることができました。
そんな『スラムダンク勝利学』を名言とともに、要約してご紹介していきます。
スラムダンクを引用しているので、スラムダンク読者はもちろん馴染みやすく、スラムダンクを知らない人でも漫画のページを使用して説明されているのでおすすめできる一冊です。
得られること
・人生に必要な考え方
おすすめな人
・スポーツで上達したい人(伸び悩んでいる人)
・ビジネスで成功したい人
・これから社会にでる人
おすすめしない人
・すでに断固たる決意を持っている人
名言から感じた感想と要約
生きているうえで、何かしらの勝負になり、そこで勝利することが必要になってくる場面があります。
そんな時にもっと勝てるようになりたいと考えたことはありませんか?
『スラムダンク勝利学』から印象に残った言葉を紹介しながら内容を要約して紹介していきます。
ここからは僕が名言と思った本書の中の言葉を3つ紹介していきます。
心技体を変化させる
「スラムダンク勝利学」より
実は、結果を追い求めれば追い求めるほど、勝利は逃げていってしまうという残念な法則があります。
では、どうしたらよいのでしょうか?
それは、勝利するために必要な自らの変化を求めることが重要です。
一流の選手はこのことを理解し実践しています。
よく「成長する」と言いますが、それは自分が何かを得て(捨てて)変化するということだと思います。
そしてその変化は、何か一つを変化させるだけではダメなのです。
自分の持てるエネルギーは心技体(考え方、技術、身体)全てに注ぐ必要があります。
王者山王戦で安西監督が後半開始時に桜木花道達に次のように言ったのは、勝利には心技体全てが必要ということを表しています。
「技術も・・・気力も・・・体力も・・・、持てるものすべて・・・、すべてをこのコートにおいてこよう」
僕はこの内容を読んだときに、はっとさせられました。
なぜなら、いつも技術へのエネルギーの注入量が圧倒的に多いことに気が付いたからです。
そして、その変化を楽しむという考え方の習慣を身につけることも大切ですね。
なぜなら、人は現状維持バイアスというものを持っており、今が安全であれば自分で進んで変化しようとは考えないからです。
皆さんも一度自分が変化するために心技体の全てにエネルギーを注いでいるか、振り返ってみることをお勧めします。
”今に生きる”ことに全力を尽くせ
「スラムダンク勝利学」より
未来の結果や過去の後悔にとらわれず、今この瞬間に全力を尽くして生きるのが重要だというのは良く聞く言葉です。
では、どうやって「今に生きる」ことができるのでしょうか?
それには、セルフイメージを大きくすることが必要です。
セルフイメージとは読んで字のごとく、自分自身をどう想像しているか、ということです。
このセルフイメージが小さいと実力が発揮できない状態になってしまいます。
例えば、「さっきシュートを外さなければよかった」、「次のシュートを外したらどうしよう」といったことに時間を注いでしまっている場合です。
セルフイメージは”時間の区別ができない”ため、このような考えはセルフイメージを小さくなり、力が発揮できなくなってしまいます。
だから、「今に生きる」ことに意識を持つことが大切なのです。
王者山王戦で選手生命を左右しかねないほど背中を痛めた桜木花道は、「今」こそが全てであると宣言してコートに戻ります。
今の大切さを最大限に強調した場面です。
これは僕の体験ですが、日頃から過去や未来にいってしまった思考を今に集中するようにすると、「今に生きる」ということが少しずつ分かるようになってきます。
そして、「今に生きる」ことで不安や後悔を無くすことができるのだと思います。
”するべき事”に集中して不安を解消する
「スラムダンク勝利学」より
僕はよく不安になる事がありますが、皆さんもそんな時がありませんか?
では、不安はどこからくるのでしょうか?
不安の源は想像です。
花道は、陵南高校との練習試合で入部後初めて出番がやってきます。
いつも強気な花道ですが、さすがに緊張してしまいます。
「オレが出て点差が開いたなんてことになったりして・・・」
「天才バスケットマンならそんな不安や考えを抱くはずはない」
理想と現実のギャップで比較思考に陥り、ますます緊張してしまいます。
お気づきかもしれませんが、想像とは”今”から意識が離れることなのです。
これは、前述したセルフイメージを小さくしてしまう思考に陥っている状態です。
しかも、何かと比較(花道は理想と現実の比較)する比較思考はセルフイメージを小さくする最悪の思考法の一つなのです。
これを払拭するためには、今するべき事に集中して自信を持つことを日頃から心掛けておくのが大切です。
そして、自信を持つということは、自分の今できることを信じる、結果を信じるということなのです。
つまり、信じる力が自信の原点だということです。
だから、自分を信じて日々を過ごしていきたいですね。
まとめ
スポーツだけではなく人生の哲学書となる本です。
『スラムダンク』から何を学べるのか。
楽しんで読むのはもちろん良いですが、『スラムダンク勝利学』を読んでから『スラムダンク』を読むことで気付けることがたくさんあります。
『スラムダンク勝利学』には、一つも無駄にしたくない内容が書かれていました。
ただ、気付きは実践(行動)しないと意味がありません。
だから、初心者であろうと高校バスケ部に入部した桜木花道ばりに、僕は『スラムダンク勝利学』で得た内容を実践していきます。
是非、スラムダンクが好きな人もそうではない人も『スラムダンク勝利学』を読んで、自分に必要な気付きを得て行動してみてください。
他にも色々な本を紹介しているので、こちらから見てみてください。
バスケットボールに興味が出た人や元々バスケが好きな人は、ShoHaruブログに書いているNBAの記事も是非ご覧ください。
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