こんにちは!経済学と心理学が別々に勉強しようと思ったら、行動経済学があることを知ったShoHaru(@Kobeshima8)です。
たった1つの図でわかる! 図解経済学入門
本当にたった1つの図しか使わずに、経済学が説明されている本です。
経済学に興味を持ち始めて、何から勉強すればいいのか分からなかったので色々本を探してみて入門書として辿り着きました。
👇この記事で書いてある内容
評価
この本を読んで得られること
この本を読むのにおすすめな人
この本を読むのにおすすめしない人
感想
まとめ
評価
4/5(☆☆☆☆)
何度も書きますが、本当にたった一つの図しか使わずに経済学を説明している本です。
経済は生活そのものなので、経済って難しそうだから自分とは無縁だと考えていると、それは世の中をよくすることを考えていないことと等しいということになってしまうことを学びました。
得られること
・経済学とは
・政府や日銀の施策の意味
おすすめな人
・経済について勉強したことがない人
・経済に興味はあるけど、ニュースや新聞に出てくる経済ニュースが理解できない人
おすすめしない人
・経済学を学んだことのある人
・需要と供給の図について完全に理解している人
感想
経済学と聞くと難しそうなイメージがありませんか?
この本はそんなイメージを払拭させてくれる本でした。
また書きますが、本当にたった1つの図で経済学を説明している本です。
では、その図とは何か?
それは、「需要と供給の図」です。
右上がりの曲線と、左上がりの曲線が交わって、バッテン(×)に近い図になっていて、そこで物の価格が決まるという、一度は目にしたことがある図です。
実は経済とは、この「需要と共有の図」を使ってほとんど説明できるということなのです。
他の経済学の本をまだ読んでいないので僕の中で判断はできないのですが、著書は「経済学の入門書」は世の中に数多くあるものの、理解できない本が多いというのです。
このため、この本は以下の目的で書かれています。
この本の目的
- 経済の素人が経済をきちんと理解できること
- 理解したうえで、マスコミや政治家等の言葉に惑わされず自分の頭で考えられるようになること
1つ目の目的は、経済学の入門書なので当然と言えば当然ですが、2つ目の目的は特に力を入れて説明されています。
なぜなら、知識がいくらあっても、実際に使えなければ、知らないのと同じことだからです。
確かにこれは、経済学のことに限らず、元エンジニアだった僕としても理解できます。
知識として技術的な話ができても、じゃあそれをどう具体的に使えるのかという話ができなければ、その技術を活かすことができず、まるで役に立っていないからです。
そして、自分の頭で考えられるように「需要と供給の図」を用いて以下のことを説明してくれています。
「需要と供給の図」を用いて説明してくれること
- 物の値段の決まり方(ミクロ経済)
- お金の政策(マクロ経済)
- 日銀と経済(金利の話)
- 政府と経済(今話題の分配の話もあり)
僕が特に興味を惹かれたのは、「❶物の値段の決まり方」と「❸日銀と経済」の内容です。
「❶物の値段の決まり方」 では、需要と供給の曲線が左右にずれることで値段が決まるという考え方を僕が理解できていなかったのです、これを知った時が衝撃でした。
「❸日銀と経済」 では、「実質金利」という話の中で金利にもインフレ率が関係しているということです。
実質賃金の話ではインフレ率を意識して理解はしていたのですが、金利にもインフレ率を考慮しなくてはいけないという考えに至っておらずでした。
知っている人からしたら当たり前かもしれませんが、実質金利を知ったときは目から鱗でした。
あとは、これをどう活用するか自分で考えないとですね。
まとめ
話が出ない日はない経済のことが学べるので、経済に興味の無い人や経済と聞いてもピンとこない人に読んでほしいと思った本です。
小難しい内容は書いておらず、”たった1つの図”で経済学を解説してくれていて、とても分かりやすいです。
日頃のニュースに触れるうえでも役立つ内容を説明してくれています。
是非、「 たった1つの図でわかる! 図解経済学」を経済学の入門として理解して、自分で考えられるように知識を活用してみてください。
コメント