メンタルを変えたい自分が読んでよかった本をご紹介します!
MINDSET マインドセット「やればできる!」の研究
著者:キャロル・S・ドゥエック
マインドセットとは何か。
本書の第一章でも取り上げられている疑問。
結論「物事をどう考えるか」。
その考え方を教えてくれるのが本書です。
知識は勉強で身につけることができますが、マインドセットはどうなのか。
「マインドセット」とは何かや身につけ方を、研究結果等を基に示してくれます。
👇この記事で書いてある内容
評価
この本を読んで得られること
この本を読むのにおすすめな人
マインドセットは変えられる
まとめ
評価
5/5(☆☆☆☆☆)
「やればできる!」
この言葉は子供の頃は良く聞く言葉ではなかったでしょうか。
大人になるにつれて、あまり人から言われることもなくなり耳にしなくなった言葉。
でもこの言葉と自分の中で持ち続けられるかが、マインドセットに大きく影響すると感じています。
その「マインドセット」をテーマにした本書。
いつも途中で諦めてしまう、一定の能力で伸び悩む、ブレイクスルーできない、といった人にとても読んでいただきたい本書です。
この記事では、2つあるマインドセットを紹介しながら、マインドセットをどう変えていけるのか、要約や僕の感想を交えながら紹介していきます。
得られること
・マインドセットの理解
・マインドセットの違いによって取り組む物事への影響
おすすめな人
・マインドセットとは何か知りたい人
・自分や子供のマインドセットを変えたいと思っている人
(例)いつも途中で諦めてしまう、一定の能力で伸び悩む、ブレイクスルーできない
マインドセットは変えられる
マインドセットが自分の人生にどう影響しているのか?
こう考えながら読むとよい本です。
実際、僕はマインドセットに改善したいと思って、今の自分のマインドセットはどういったものなのか、それはどんな結果(影響)に至るのかを考えながら読みました。
結論として僕が学んだことは、マインドセットは変えられるということです。
そして、変えたマインドセットが元に戻らないように変え続けることが必要ということです。
それは、どういったことなのか。
2つのマインドセットを基に理由を説明していきます。
硬直マインドセット = fixed mindset
「マインドセット 「やればできる!」の研究」より
マインドセットは先天的なもので変えることができないよ。
もし、ここまでの記事でそう思ったあなた。
硬直マインドセットを持っています。
硬直マインドセットとは、自分の能力は固定的で変えられないというものです。
確かにマインドセットには生まれ持った部分もあるでしょう。
だからといって、マインドセットを変えられないかと言ったらそれも違います。
なぜなら、もう一つのマインドでは、自分自身を変えることができるからです。
しなやかマインドセット = growth mindset
「マインドセット 「やればできる!」の研究」より
マインドセットなんてちょっとした考え方で変えられるでしょ。
もし、そう思ったあなた。
しなやかマインドセットを持っています。
人間の基本的資質は努力次第で伸ばすことができるというものです。
こうみると、2つのマインドセットの違いは自分の能力は固定されているのか、伸ばしていけるのか、であることが分かりますね。
とすれば、どちらのマインドセットであった方が良いかは察しがつくと思います。
そう、しなやかマインドセットです。
この2つのマインドセットでは、同じ出来事が起きたとしても、捉え方の結末が変わってきます。
分かりやすいのがテストで悪い点を取ってしまった時の捉え方です。
硬直マインドセットでは、なんてダメなんだろう、点数が全然上がらない、テストの問題が悪いんだ、頭が悪い、とつまずくとそれで失敗してお終いにし、最悪人のせいにするといった感じです。
しなやかマインドセットでは、次はいい点が取れるようにちゃんと復讐して頑張ろう、どこがダメだったのか先生に聞いてみよう、伸びしろがある、といった感じです。
要は、硬直マインドセットでは能力が証明できずそれで終わり、しなやかマインドセットでは努力すれば新しいことが学べて能力が伸ばせる、といった捉え方をするのです。
僕は典型的な硬直マインドセットだと思っています。
能力を証明したがる一方で、失敗することが怖く、失敗すると終わったと思ってしまうことが多いからです。
そんな僕でも考え方ひとつでしなやかマインドセットを持つことができました。
自分は成長していける
ただ、これだけです。
そして、これを信じ続けることです。
マインドセット(メンタル)は考え方です。
冒頭で結論を述べたように「物事をどう考えるか」です。
似た言葉だとポジティブ思考です。
ただし、しなやかマインドセットは楽観的なだけではなく、しっかりと前向きに思考を続けることだと思います。
だから、自分は成長していけるという能力は固定ではなく、努力で能力は伸ばせるもの考えることで、失敗も自分の成長の機会として捉えて、学んでいけます。
ただ、僕の経験上から、この捉え方をできるようにするには、物事に全力で取り組む必要があると思います。
そうしないと、手を抜いたからしょうがないといった考え方になってしまうからです。
まとめ
自分のマインドセットを客観的に見るための良本です。
変わるというのはとても大変なことだと思います。
すぐに変わる訳ではないので、継続し続けないと本当の意味では変われません。
ですが、変われると信じるのと、変われないと信じるのでは、どちらが人生を幸せに生きられるでしょうか。
是非、『マインドセット「やればできる!」の研究』を読んで、自分や周りの人のマインドセットを考えてみてください。
他にも色々な本を紹介しているので、是非ご覧ください!
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