こんにちは!朝6時前に必ず一度目が覚める
ShoHaru(@Kobeshima8)です。
スタンフォード式 最高の睡眠
人生の三分の一は寝ているのだから、睡眠にこだわった方がいいと思って手に取った本です。
昔から睡眠不足になると体調を崩す人間で、寝起きの朝もつらいので「最高の睡眠」に飛びついてしまいました。
👇この記事で書いてある内容
評価
この本を読んで得られること
この本を読むのにおすすめな人
この本を読むのにおすすめしない人
感想
まとめ
評価
3/5(☆☆☆)
「世界一の睡眠研究所」と称される、スタンフォード大学睡眠研究所等での証拠から「最高の睡眠」が述べられている本。
睡眠のメカニズムや、良質な睡眠をとるための方法が書かれています。
割と既知の内容が多いので3☆☆☆としましたが、睡眠についてまとまって知りたい人には良い本です。
また、スタンフォードと書いてあるので翻訳本かと思いきや、日本人のスタンフォード教授の方が書いています。
得られること
・睡眠についてのメカニズム
・質の高い睡眠とは何か
・睡眠の質を高める方法
おすすめな人
・睡眠不足に悩んでいる人
・寝ても寝ても眠い人
おすすめしない人
・睡眠に関して不満や悩みの無い人
・ショートスリーパーの人
感想
睡眠についての悩みは人それぞれだと思います。
寝つきが悪い人、夜中に目が覚める人、睡眠不足の人・・・
そんな人それぞれ違う睡眠の中で、「最高の睡眠」とは何か、どうやると「最高の睡眠」になるのかを説明しています。
その中で本書から僕が気になった点は以下のことです。
- たくさん寝ることが「最高の睡眠」ではない
- 寝つきが悪いのは改善できる
良質な睡眠と睡眠時間は関係がない、ということ。
よく週末に寝だめするということがあるが、既に寝不足な人が負債として抱えている睡眠時間(睡眠負債)はかなりの時間に達しているため、週末の寝だめでは睡眠負債を返せない。
ベットに横になってはいられるかもしれないが、ずっと寝られるわけではないからです。
だから、日ごろの睡眠の質を上げて、睡眠負債を作らないことが重要。
確かに睡眠時間が短い時でもすっきり起きられるときもあれば、長く寝ても体がだるいときもありますよね。
90分サイクルでレム睡眠とノンレム睡眠が交互にくるので、90分の倍数の時に起きるのがよいというのも、実は個人差があるとのころ。
レム睡眠➡脳は起きていて体が眠っている睡眠
ノンレム睡眠➡脳も体も眠っている睡眠
「最高の睡眠」で大事なのは、寝始め90分のノンレム睡眠をいかに深く眠るかであるらしい。
なぜなら、最初のノンレム睡眠が睡眠全体でもっとも深い眠りになるからです。
このため、寝始めの90分を大切にしないと、その後の眠りにも影響して質の高い睡眠をとることができません。
ただし、睡眠時無呼吸症候群の人は話が別。
1時間に15~60回も呼吸が止まるので、その度に首を絞められているのと同じことなので、ぐっすり眠ることはできないので、まずは治療が先決です。
僕は寝つきが良いほうであると思う。
それでも、たまに布団に入っても眠れないときがあります。
その違いを今まで何となくしか考えていなかったければ、この本を読んで確かなものとなりました。
僕が眠れないときはだいたい次の2点。
・就寝時間が普段より早い
・入浴の時間が寝る直前であったり、だいぶ前の時間になっている
明日の朝はいつもより早いから、早目に寝ようとして横になるが、なかなか眠れないときが多い。
これは脳が眠る時間をルーティンとして覚えているため、眠りにくくなっているためとのこと。
(通常眠る直前から2時間前までは眠りにくい時間帯となるらしい)
次に入浴時間のずれにより、眠れないことがある。
これは睡眠の仕組みが関係していること。
人は深部体温と皮膚体温の差を近づけることで眠りに入ります。
深部体温➡体の中の体温
皮膚体温➡手足の温度
体温の高さ➡深部体温>皮膚体温
眠い時に手足が温かくなるのは、皮膚温度が上がって熱を放散し、深部体温を下げて、その差を近づけているから。
これによって、人は眠ることができます。
このため、入浴の時間がずれると、深部体温と皮膚体温との差が小さくなる時に眠ろうとしないため、なかなか眠れないということだ
これら2つへの対策としては、入浴時間を眠る90分前までに済ませておき、その後に軽いストレッチを行い、眠りたい時間までに深部体温と皮膚体温の差を徐々に近づけていくことで、眠りやすくすることができます。
また、就寝時間が普段より早いことで眠れないのであれば、通常通りの就寝時間に寝て、睡眠時間を削るほうが質の良い睡眠を取ることができるとのこと。
まとめ
他にも、昼食とその後眠くなることは関係がないこと、といった常識的に考えていたことも間違っていると書かれています。
(確かに理由を読んでなるほどと思いました)
結論として、良質な睡眠を取るうえで大切なのは、「脳」と「体温」をコントロールすることだと理解しました。
枕が変わると眠れないというのは良く聞きますが、それは「脳」がいつもと違うと感じて眠れる状態にならないということだと思います。
そして、深部体温と皮膚体温の差が眠るための仕組みであることを理解して、この2つの「体温」を意識した寝る前の行動と、1日の行動が大切であると思います。
眠らない人はこの世にいないはずですし、ショートスリーパーも少数であるはずです。
より細かな睡眠へのアドバイスや仕組みが書かれていますので、是非 「スタンフォード式 最高の睡眠」 を読んで質の高い「最高の睡眠」を手に入れてください。
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